股関節の痛みやこわばりにお悩みではありませんか

股関節の痛みは、女性に生じやすくなっています。特に変形性股関節症では、症状が進行すると関節に変形が生じることがあります。基本的に、関節は一度壊してしまうと元には戻せません。一生に一個しかない股関節を守るためにも、こちらのページを参考に、正しい股関節ケアを行ってください。股関節が痛くなる原因と日常で行える対処法、予防法について、わかりやすくまとめてあります。

股関節の痛みが生じる主な原因

股関節の痛みは、主に「変形性股関節症」から引き起こされると言われています。中高年の女性に発生しやすいとされていますが、生まれつきの骨格によっては若い方も発症する可能性があります。症状に対する効果的な対処・予防を行っていくためにも、こちらでは変形性股関節症が生じる原因を詳しくご紹介していきます。

股関節の構造・役割

股関節は、骨盤にあるくぼみ「寛骨臼」に、太ももの骨の先端にある球形の「大腿骨頭」がはまり込むことで形成された関節です。歩く、しゃがむ、立ち上がるといった日常動作時に、身体を支える役割があります。股関節の可動域は広く、左右前後の方向だけではなく、回旋(捻る動き)も可能となっています。

股関節に痛みが生じる原因

●変形性股関節症
関節軟骨が磨り減ることによって、関節の変形や炎症を生じたものです。加齢によって軟骨が摩耗してくるため、中高年の方に発生しやすくなっています。また、生まれつき股関節の臼蓋が小さい「臼蓋形成不全」があると、若い方でも股関節症を生じることがあります。

その他、変形性股関節症を生じる要因として、次のものが挙げられます。
・下肢のバランスの崩れ
・外傷(ヨガなどのスポーツで無理な姿勢をしてしまった時)
・体重過多
・筋力不足
などが挙げられます。関節を支える筋肉の量が少ない点から、性別では女性の方が、股関節症を生じやすくなっています。変形性股関節症以外には、「スポーツや肉体労働による疲労の蓄積」「婦人科系の病気(子宮筋腫、子宮内膜症)」によっても、股関節の痛みに繋がることがあります。

変形性股関節痛の症状

変形性股関節症の主な症状は、関節の痛みと動かしにくさになります。初期の段階では、歩き始めや立ち上がりといった動作の開始時に、足の付け根に違和感を覚える程度です。しかし、関節の摩耗と変形が進行すると、動作時はもちろんのこと、安静時にも痛みを生じることがあります。その状態になると、「痛みで長時間立っていられない」「足の爪切りや靴下を履く動作がやりづらくなる」「正座ができなくなる」といったように、日常動作に支障が出てきます。

また、重症化すると睡眠時にも痛みが生じるようになり、痛みで目が覚めることもあります。保存的に回復が望めない場合は、手術の適用となることがあります。軟骨が摩耗する前の、なるべく早い段階で対策を始めることが大切です。

日常で行える股関節痛の対策

股関節痛は、主に関節軟骨の摩耗によって生じます。関節軟骨は、一度消耗すると元のようには回復できないと言われています。股関節に違和感や痛みのある方は、放置せずに早めに対策を始めていきましょう。自分で行える股関節痛の対処法、予防法を、こちらでご紹介していきます。

股関節痛の対処法

●急性期
痛みが強く出ている時は、RICE処置が有効です。安静(Rest)、冷却(Icing)、圧迫(Compression)、挙上(Elevation)動きすぎで痛みが出ている場合は、特に安静にするよう気をつけましょう。

●慢性期
・股関節まわりのストレッチ
関節にかかる負担を軽減するためにも、股関節まわりをストレッチして、柔軟性をつけましょう。

仰向けに寝て片膝を抱え、胸に膝をぐっと近づけるようにするお尻のストレッチ
両足裏を合わせて座り、股関節を開くようなストレッチ

など、無理のない範囲でストレッチするようにしましょう。

・水中ウォーキング
ウォーキングによって。股関節の柔軟性と筋力を高めていきましょう。水の中であれば、股関節にかかる負担を軽減しながら運動が行えます。水泳も股関節まわりを鍛えられますが、負担がかかる平泳ぎはなるべく控えるようにしてください。

・体重を減らす
体重はそのまま股関節への負担となります。股関節痛を緩和するためには、減量することも大切です。

股関節痛の予防方法

●股関節の運動
仰向けに寝て、膝と股関節を90度に曲げます。その状態で、膝頭で大きな円を描くように股関節を回していきます。時計回りと反時計回しにバランス良く回しましょう。

●股関節の筋力トレーニング
仰向けに寝て、両膝を立てます。その姿勢から、お尻の穴を締めるようなイメージでお尻を上にあげていきます。腰痛の原因となるため、背中は反らしすぎないようにお気をつけください。

●股関節のセルフマッサージ
仰向けに寝て、両膝を立てます。その姿勢のまま、足の付け根部分(鼠蹊部)を、優しくマッサージしていきましょう。触ってみて、痛気持ちいい箇所を重点的にほぐしてください。上前腸骨棘(骨盤の前側にある骨の出っ張り)の内側やや下部分が特に硬くなりやすい箇所です。

●杖をつく、手すりを持つ
「歩行時には杖をつく」「立ち上がり時には手すりを持つ」といったように、動作時に手の力を使って身体を支えると、股関節にかかる負担を軽減できます。

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